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特集:いつでも帰ってこられる場所
We209号(2017年8/9号)

大阪・釜ヶ崎で40年前から活動する「こどもの里」は、「いつでも、来ていいよ」と子どもたちが抱えるしんどさを丸ごと受け入れる。東京・調布市で、支援の狭間にいる「子どもたちの止まり木になりたい」とオープンした青少年の居場所Kiitos(キートス)。それぞれ地域性は異なるけれど、どちらも目の前のひとりの子どものSOSに応えることからスタートしている。居場所というのは、いつでも「ただいま」と帰ってこれる、ゆるやかなつながりなのかもしれない。

表紙の絵は、障がいのある方たちのつくるアート作品を見てもらいたいと「スペースナナ」で毎年開催している「ココロはずむアート展」に出品された横山祥平さん(NPO法人ぷかぷか アート屋わんど/横浜市緑区)の作品(一部)です。

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【目次】

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【インタビュー】荘保共子さん
子どもがもっている「生きる力」を守る
─ 大阪・釜ヶ崎の「こどもの里」を訪ねて



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【お話】白旗 眞生さん
お茶のみしながらそこにいる
─ 子どもたちの止まり木 kiitos(キートス)



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【連載】
  • 女子くら通信「ふくしまのいま ♡」(10)─藪内 義久さんに聞く  林崎 知実
  • オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
  • 浦河ひがし町診療所物語 【9】 奇跡のラッパー 斉藤 道雄
  • 「公立中学校」でしなやかに生きること(32)少しずつ学校訪問しています 石川 晋
  • 授業実践 風がかわる 匂いがかわる【8】自分が学んでおきたかったことから授業を組み立てる(2)星名 綾
  •  
  • 「記憶」のなかの戦後史(20)いのちへの政治介入(中) 向井 承子 
  • 休めない病(6)同行二人、福祉をいかす 翼(まとめ・小園弥生)
  • おすすめ映画情報「少女ファニーと運命の旅」 菅井 ゆきえ
  • お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(20)国債と税の怪しい関係 白崎 一裕
  • ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(21)『汚染訴訟 上・下』 稲塚 由美子
  • リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(21)吉田朋子
  • ジソウのお仕事(51)さしあげます 青山 さくら
  • 新・同時代の男性学(15)おとう飯って何さ? 沼崎 一郎
  • ○寄稿 選択的夫婦別姓の実現を求めて 塚本 協子
●読者のひろば
●編集後記
※「アスペルガーの夫との日々」は今回休載です。 

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