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特集:続けること、あきらめないこと
We218号(2019年2/3月号)
原発事故からもうすぐ8年。福島とチェルノブイリを撮り続ける写真家の中筋純さんと、臨床医として福島のお母さんたちの不安な気持ちによりそう牛山元美にお話を聞きました。アートを〈分断〉を埋める足がかりにしたいという中筋さん。「それぞれの選択を尊重し、知ること、測ること--被ばくを避けることで健康への影響を少なくしましょう」という牛山さん。自分の目で見て、話を聴き、発信することで〈小さな種をまき続ける〉お二人の言葉と行動に、私たち一人ひとりが、今を生きぬく〈希望〉とヒントがありました。
表紙の絵は、池田優さん(社会福祉法人グリーン/横浜市青葉区)の作品(一部)です。障がいのある方たちのつくるアート作品を見てもらえる機会をもっと増やしたい、とスペースナナで開催された「ココロはずむアート展」に出品されました。

【目次】

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【インタビュー】中筋 純さん
流転から“もやい”へ
福島とチェルノブイリを撮り続けて

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【お話】牛山 元美さん
原発事故から8年
子どもたちの健康被害と今できること

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【連載】
- 沖縄テーゲー日記(5)押し付けるのはもうやめよう! 日塔 マキ
- Project WOMEN(3)レニー・トレンティノさん 大藪 順子
- 浦河ひがし町診療所物語 【18】 いえてよかった 斉藤 道雄
- オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
- 「公立中学校」でしなやかに生きること(41)今、「校内研修」が本当に向き合わなければならないこと 石川 晋
- リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【8】 稲毛 美幸
- 授業実践 風がかわる 匂いがかわる【17】「責任の移行モデル」で学び続けられる教え方・学び方(2)浅井 由利子
- 「記憶」のなかの戦後史 【番外編 3】 向井 承子
- 「お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(29) 見えない「階級社会」を自覚しよう 白崎 一裕
- ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(30)『カササギ殺人事件 上・下』稲塚 由美
- リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(30)中畝 治子
- あそびの生まれる場所(2)旅する授業 西川 正
- ジソウのお仕事(60)ふるさとめぐり 青山 さくら
- 「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(3)行政の言いなりになってはいけない!? 宮田 隼
- 新・同時代の男性学(24)ニュー夫婦別姓訴訟(1)沼崎 一郎
- おすすめ映画情報『バハールの涙』『ナディアの誓いOn Her Shoulders』 菅井 ゆきえ
●読者のひろば
●編集後記
