Weバックナンバー
特集:コロナのあとも〈居場所〉であり続けるには
We228号(2020年10/11月号)
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、これからも地域で〈居場所〉としてあり続けるには何が必要とされているのだろう? 前号に続き、コロナ下での居場所のありかたや人とのつながりについて考えたいと思い、お2人に話を聞きました。
特集1本目は、コロナによる一斉休校の中、「居場所は最後のとりで」と子どもたちを変わらず受け入れ続けた、公設民営の居場所「子ども夢パーク」の西野博之さんのお話。
特集2本目は、困窮者の相談支援をライフワークにする根本真紀さんに、何が起きていたのか、私たちに何ができるのかソーシャルワークの視点からお話を聞きました。
大事にしたい根っこは何か、悩み考え続け、行動するお二人に勇気づけられました。そして「不要不急」なこと、隙間や遊び心を大事にしていきたいと改めて思いました。
*表紙の絵は、池田優さん(社会福祉法人グリーン/横浜市青葉区)の作品(一部)です。障がいのある方たちのつくるアート作品を見てもらえる機会をもっと増やしたい、とスペースナナで開催された「ココロはずむアート展」に出品されました。

【目次】

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【お話】西野博之さん
子どもたちの安心で安全な場を開き続ける

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【お話】根本 真紀さん
生活を支える支援を考える
─ もし自分が当事者になったら

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【連載】
- 水俣病患者相談窓口の日々【4】なぜ笑うのか 永野 三智
- リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【18】 勝田 映子
- 授業実践 風がかわる 匂いがかわる【26】「〈私〉とは何か」の授業、再び…。 大澤 和子
- 「公立中学校」でしなやかに生きること(51)先生の顔が覚えられない…… 石川 晋
- オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
- 八十路雑感【6】 コロナ・監視社会への違和感 向井 承子
- ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(40)『カメレオンの影』 稲塚 由美子
- お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(38)どうしてすべての人々にお金を配るのか② 白崎 一裕
- リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(40)吉田 朋子
- あそびの生まれる場所(11)手紙 西川 正
- ジソウのお仕事(70)そこまでしなくていい 青山 さくら
- 「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(13)特別な支援じゃなくても 宮田 隼
- ケの話(6)なかまして 坂本 菜の花
- 新・同時代の男性学(34)稲田朋美さんの変身 沼崎 一郎
- おすすめ映画情報『靴ひも』 菅井 ゆきえ
- 女がマスメディアで生きるということ(2)「小池百合子」と「松井やより」 竹信 三恵子
●読者のひろば
●編集後記
*日塔マキさんの「沖縄テーゲー日記」は今号お休みです
