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特集:生きづらい今をともに生きる
We255号(2025年4/5月号)
特集は「ひとのま」の宮田隼さんと「たまりば」の西野博之さんの対談。勝ち続けなければ、負けたら終わりといった価値観が支配的な今、ここにいてもいい、生きていていい、と思える居場所をひらき続けるお二人が、「生きる」ということ、そして自死をめぐって語り合いました。
三好春樹さんと宅老所「はいこんちょ」の小林敏志さんの認知症ケアのお話も、困難な状況を抱える人にユーモアと現場の知恵で立ち向かう、人の尊厳と向き合うことの深淵を見るようで、特集タイトルを「生きづらい今をともに生きる」としました。
表紙の絵は、RIEさん(NPO法人ぷかぷか[アート屋わんど]横浜市緑区)の作品(一部)です。

【目次】

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【対談】西野 博之さん・宮田 隼さん
「生きる」ということを考える
居場所の力(場とつながりがあること)

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【お話】三好 春樹さん・小林 敏志さん
介護と人生についての省察(6)
認知症ケアの基本のき〜最先端から最深部まで

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【連載】
- 水俣病患者相談窓口の日々【29】追悼 生駒 秀夫さん 永野 三智
- オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
- 授業実践 風がかわる 匂いがかわる【53】積み木で遊ぼう 小林 由佳
- リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【45】大学生による新教材提案の授業① 〜小麦粉から広がる学び〜 栗原 恵美子
- 「公立中学校」でしなやかに生きること(78)石川 晋 小学校の「40分授業」「複数担任制」「教科担任制」、本当に大丈夫ですか?
- おすすめ映画情報 『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド」 菅井 ゆきえ
- 八十路雑感【29】自然こそ 向井 承子
- ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(67)『読書セラピスト』 稲塚 由美子
- お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(55)「おひとりさま下流老人」が生きのびる道とは① 白崎 一裕
- リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(67)吉田 朋子
- あそびの生まれる場所(34)+laugh(アンドラフ) 西川 正
- ジソウのお仕事、その後(97)子どもの声を聴くということ 青山 さくら
- 「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(40) とんかつの行方 宮田 隼
- 邂逅のフィールドノート(11)長生炭鉱の遺骨収容 ︱ 韓日関係の未来のために 西尾 慧吾
- 福島第一原発から25キロに住む一人として(最終回) 2025年3月11日 高村 美春
- 新・同時代の男性学(60)「同性婚訴訟」東京高裁判決を読む(3) 沼崎 一郎
●読者のひろば
●編集後記
